どーも、ワタルです。
今回のテーマは、
キャッチコピーの簡単な作り方
についてです。
今日は、言葉の面白さというか、
言葉の可能性に関する話をして行こうと思います。
キャッチコピーとか、
コピーライティングの話。
さっそくですが、
例えば、ある本があったとして、
①腹がへこむと、稼げる。
②ダイエットすれば、いいことある。
この2つだと、どちらを魅力的、あるいは、惹かれたでしょうか?
僕のブログを読んでいる人のほとんどは、①の方だと思います。
しかしですね。
本質的には、言っている事は、一緒なんですよ。
というのは、どちらも
「痩せろ」
この一言を言っているわけです。
しかし、恐らく②の本の売り上げはあまり見込めないと僕は思ってます。
なぜか?その答えは。
ぼんやりとは、考えられるけど、
明確に答えるのは、難しいかなと思います。
これは、具体的な情報があまりにも少ないからです。
②は、とても抽象的なんですね。
情報が全然入ってない。
もっと言えば、
本を読んだときのメリットがわからない
という事です。
「いい事あるって言われてもなあー」
「あればいいけどさー」
みたいな感じになるわけです。
なんでこんな本のタイトルにしたのかというと、
この作者は、太ってる人全員にこの本を売ろうとしたんでしょうね、
結果的に誰にも魅力的じゃないものになってしまったわけです。
いわば、八方美人な本なわけです。
なら、魅力的なキャッチコピーを作るには、どうしたらいいか?
それは、超具体的にすることです。
それはもう超絶具体的にします。
極端な例を出すと、
「30年間デブの俺が、1年で激やせした運動法則」
こんなもんですね。
超具体的ですよね。
これは、30年間デブの人には、超反応あると思うんですよ。
で、ですよ。
面白い事に、30年もデブじゃない人にも反応があるんですよね。
5年デブの人にも響くんですよ。
こんな感じで超具体的にしてみると、
キャッチコピーは良くなる可能性は極めて高いです。
欲張ってはいけません。
ターゲットを超しぼります。
マーケティングの大原則で、
STP分析というものがありまして、
セグメンテーションsegmentation
ターゲティング targeting
ポジショニング positioning
というものなんですが、
これも同じで、
市場を細分化する(セグメント化する)
細分化した市場のどこかに狙いを付ける(ターゲティング)
顧客が反応するような立場を検討する(ポジショニング)
マーケティングの最初も当然市場の細分化が求められるわけです。
つまり、具体化なんですよ。
大きな全体の中から、どんどん細分化(具体化)する。
これは、キャッチコピーの書き方以前にどんなビジネスでも必須な本質的な思考方法かと。
まとめると、商品の告知を
超具体的なベネフィットにする事で、
顧客の反応を濃くしてしまおうということですね。
具体と抽象の情報を自由に行き来できるようになると、
いろんなコピーがかけるし、
いろんなビジネス思いついたりするので、
意識的にコピーを見たり、考えたりする癖をつけましょう。
電車に乗ってるときでもつり革広告見れば教材になるので、
せひ意識的に広告をみてみましょう。
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